特集記事海ごみ問題に関する特集をご紹介

2024年08月09日 (金)
グリーンボンド

一般財団法人広島県環境保健協会の環境に関する取組のご紹介

広島県では、地球温暖化やプラスチックごみによる海洋汚染への対策など、環境問題を解決するための取組をすすめています。
また、この考えに共感・応援してくださる企業・団体のみなさまから、取組資金をご提供いただくため、“グリーンボンド”という債権を発行しており、多くの方からご支援をいただいております。

本記事はグリーンボンドを通じてご支援いただいた企業・団体のみなさまの環境活動をご紹介するものです。

①公衛協活動の支援

一般財団法人広島県環境保健協会(略称:環保協)は、昭和32(1957)年に住民組織である県内市町村公衆衛生推進協議会が集い、前身の任意団体「広島県地区衛生組織連合会」を創立して以来、コミュニティ(地域社会)における公衆衛生、環境保全の向上を目指し、県民の健康づくりと住みよい環境づくりを使命に活動しています。

詳しくは、協会HPをご確認ください(https://www.kanhokyo.or.jp/?page_id=9924

②環境学習の取り組み

県内の公衆衛生推進協議会や企業と連携した出前学習、海岸清掃の体験学習などの企画・運営を行っています。
近年では、海洋プラスチックごみやマイクロプラスチック、人間の生活と環境負荷などをテーマとした環境学習の依頼が増えています。
小学校、公民館、コミュニティ活動など、年齢や性別を問わず、学びのお手伝いをしています。

■小学校への出前教室(総合学習や教科横断学習など)
各クラスを回ったり、体育館や大教室に集合して実施するなど、様々なケースで対応しています。

座学だけでなく、マイクロプラスチックや、ちりめんモンスター(ちりめんじゃこに混じる様々な生き物)を探すなど、体験しながら学べる講座を行っています。

学校の授業だけではわからない「リアル」を体験するため、美化活動の企画実施などをお手伝いしています。GSHIP参画会員にも情報提供し、企業も一緒に参加して、海岸の今とこれからを学んでいます。

知識と現場での経験の双方を学んで、今を知り、今後どうすれば良いかを自分事として考えられるきっかけを提供できるよう、様々な学習支援を展開しています。

③学習教材貸出事業

環保協では、公衆衛生推進協議会をはじめとした各種団体、企業に環境・健康に関する学習・啓発教材の貸し出しを行っています。

環境分野では、リサイクルや海ごみ問題などについて学ぶことができるパネルや教材を多数用意しており、それらを県内各地のイベントや学習会で活用していただくことにより、環境問題に関する普及啓発のお手伝いをしています。
海洋プラスチックごみ問題の学習用教材で、『海ごみ標本BOX』です。海ごみをレジンで固めた教材で、お菓子の袋など身近なごみや医療ごみ、マイクロプラスチックなどがあり、衛生面を気にすることなく観察することができます。

その他にも、たくさんの教材がありますので、詳しくはHPのグッズ一覧をご確認ください。

https://www.kanhokyo.or.jp/kanhokyo_data/wp-content/themes/shiki-original/img/attached/chiiki/02_goods.pdf