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2023年11月21日 (火)
情報発信・啓発事業

-釣り人との連携、「豊かな瀬戸内海」を守るために-(株)フィッシュフレンズの関係者が知事を表敬訪問!

「GREEN SEA瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」(略称GSHIP)の参画会員である株式会社フィッシュフレンズは、瀬戸内オーシャンズX(日本財団と4県(広島・岡山・愛媛・香川)による海洋ごみ対策プロジェクト)による助成事業「「瀬戸内海洋ごみ削減行動促進 支援基金」に選定され、令和5年10月より釣り人をターゲットとした海ごみ回収の実践事業を開始しています。

本事業は、同社が運営する釣り人の集まるWebプラットフォーム「フィッシュフレンズ」のノウハウを活用して、“釣り人”をターゲットとした、

①海ごみ回収の促進

②ITを活用したホットスポットの把握・分析

③ホットスポットでの清掃活動

等に取り組むことで、釣り人ならでは視点に基づいた海ごみ回収の促進や継続して活動する仕組みづくりが期待されます。
[※ホットスポットとは、川沿いや人々の生活の場を中心に1833か所を対象とした調査の結果判明した、海洋ごみが集中しやすい場所]

また、11月16日には、本事業について紹介・報告のため、株式会社フィッシュフレンズ 代表取締役社長の深川氏ら関係者が湯﨑知事を表敬訪問し、釣り場へのアプローチの重要性と本事業への意気込みをお話いただき、湯﨑知事からも「釣り人の行動変容や海ごみ回収の促進につながる効果的なプロジェクト」と事業への期待が寄せられました。

県では引き続き、GSHIP参画会員をはじめとする幅広い関係主体と連携・協働し、このような新しい取組の実装化を後押しするとともに、情報発信等を通じた意識啓発を広く行いながら、海洋プラスチックごみ削減に向けた取組を進めてまいります。