特集記事海ごみ問題に関する特集をご紹介

2023年10月17日 (火)
プラスチックごみの清掃・回収

GSHIP主催、江田島市地域住民等と連携した100名規模による漂着ごみのお掃除を実施

広島県は、官民連携の海ごみ対策プラットフォーム「GSHIP」の参画会員、せとうち海援隊、地元住民等と連携し、10月7日(土)、江田島湾入り口(三高港周辺)エリアで、3年目を迎えた会員連携一斉清掃を実施しました。

県では、GSHIPの取組の一環として、海岸をキレイにすることはもちろん、参画企業・団体が共に汗を流し、海岸の海洋ごみの状況を確認し、今後の企業連携や課題解決につなげるねらいも含めて令和3年度から毎年開催しており、今年度は中部エリアとして江田島市で開催しました。

(参考:過年度での実施状況)

令和3年度(西部エリア):宮島包ヶ浦自然公園(廿日市市)

令和4年度(東部エリア):因島しまなみビーチ(尾道市)

清掃前の海岸の様子
開会式の様子

当日は、曇りではありましたが、かえって活動しやすい天候となり、15の企業・団体(地元住民団体含む)からご参加いただいた総勢106名の皆さまと連携して、2つの活動エリアで途中休憩をはさみながら、およそ1時間海ごみ回収に専念し、総計約890㎏のごみを回収・分別しました!

清掃活動中の様子
ごみの回収の結果

成果の一部とともにご参加いただいた皆様と集合写真を撮影し、達成感もひとしおのなか、清掃終了後に実施をした環境学習会では、お子様連れのご家族から地元住民の皆様含め、瀬戸内海の海洋プラスチックごみ問題について理解を深める機会となりました。

ご参加いただいた皆様との集合写真
学習会の様子

県では引き続き、GSHIP参加会員をはじめとする幅広い関係主体と連携・協働しながら、海洋プラスチックごみ削減に向けた取組を進めてまいります。